角底袋

Yシール角底袋

※オレンジの線がヒート・シール線になります。
※位置は短側面の両側に入ります。
※天井部にはシール線が入りません。

高強度のYシール加工の角底袋

弊社開発の半自動大型角底袋製造装置で加工され安定した品質と短納期をお約束します。
側面にヒートシール線がアルファベットの「Y」字を描くように入っている事から「Yシール角底袋」と称され大変な好評をいただいています。
なお当社オリジナルの規格パレットカバーもこの製法で製造されています。

サイドにシール線があるため雨天時、荷物の水濡れ事故の発生が防げます。

シール線の総延長が同サイズの従来型天井貼り付け角底袋に比べて短いので強度が高くなります。

ポリエチレン・チューブから直に製造するので異物等の混入が大幅に少なくなります。

工程数が少ないので「ロー・コスト」、「短納期」が実現されます。

同一サイズの原反で多様なサイズの角底袋を製袋出来ます。

製造装置の制約で巨大サイズの角底袋製造は不得手です。深さに制限があります。

Yシール角底袋の製造方法

Yシール加工の流れは下図のようになります。
従来の製造方法に比べ工程が格段に少ないことが、ご理解いただけるものと思います。

ポリエチレン・チューブ゙からダイレクトに加工するのでチューブ内に手を触れることがありません。
→ 仕上がり後 直ちに梱包され出荷を待ちます。
ご注意:本製法の角底袋は水漏れ、エアー漏れには対応していませんので ご承知ください。

Yシール展開図


角底袋一覧

サイズと数量によって製造方法が変わりますが、大体において以下の表のような分け方になります。
詳しくは当社までお気軽にお問い合わせください。

※オレンジの線がヒート・シール部になります。

天井張り角底袋

従来からの製造方法で当社では「Yシール加工」でカバーできないサイズ(極端に大きい)の
角底袋製造方法として採用しています。

Yシール加工では不得手な巨大サイズの角底袋が製造できます。

単純な加工装置で製造出来る為  家内工業、内職などでも対応できます。

ヒート・シール加工中にシート状の材料を工場床面を引きまわす為 床面のゴミ 、埃の付着の可能性が高くなります。

天井にヒート・シール線が入るため水濡れ事故の確率が高くなり、シール強度も「Yシール」に比べると低くなります。

2種類のサイズのポリ原反が必要となり更に「手加工」のため納期が不安定になります。

工程数が多いため大ロット生産には不向きです。

※サイズの制約についてはお問い合わせ下さい。

※オレンジの線がヒート・シール線になり、天井部に4本、側面に1本はいります。

天井張り角底袋の製造方法

天貼り加工の流れは下図のようになります。
2種類のサイズの原反が必要になり、また工程が「Yシール」加工と比べても多くなります。

天井と側面をオレンジの線でヒートシールして出来上がります。

Hシール角底袋

比較的小さいサイズの角底袋の多くはこの製法で製造します。
用途としてはダンボール箱の内袋などに使われ、箱の底面にフィットするので重宝されています。

Yシール加工に比べ小さいサイズまで対応できます。

単純な機械装置で加工できるため家内工業、内職等でも製造できます。

底面は完全な四角形になり「ヒダ」に内容物が入り込みません。

工程中に袋の内面に作業者の「手」や「道具」が接触するため衛生管理を追及する内容物には適しません。

工程中、「手作業」が入るので納期が不安定になります。

※オレンジの線がヒート・シール線になり、天井部に4本、側面に1本はいります。

Hシール角底袋の製造方法

はじめは普通の平袋を製袋して別工程で1枚毎におりたたみ更にシールします。

天井と側面をオレンジの線でヒートシールして出来上がります。

ガゼット変形角底袋(通称:Xシール角底袋)

ガゼット袋を立方体の形状に展開した時にシール部分に「ヒダ」が発生しますが、この製法ですと「ヒダ」が出来ません。
更にガゼット・チューブからダイレクトに加工するので異物等の混入が「Hシール」加工に比べて格段に少なくなります。
これによって内容物に衛生管理を重視する必要があるときにも十分対応できます。

ガゼット・チューブからダイレクトに製袋するので袋内面には「手」などが触れず衛生的です。

角底に展開した時「ヒダ」が出来ないのでその部分に異物等が入り込みません。

「Yシール角袋」と比較して深いサイズに対応します。

工程に自動化が進んでいるので納期対応が安定します。

「Yシール角袋」と比較して横に長いサイズ角底袋の製造は不得手です。

最低製造ロット数が限定され、やや多めです。

同サイズ原反からは深さが異なる角袋底だけ製袋され「縦」、「横」のサイズは固定されます。

※なお こちらはお取り寄せ商品になります。

※底面を上から見るとシール線が「X」字のように入っていることから通称「Xシール角袋」といいます。

※底面を上から見るとシール線が「X」字のように入っていることから通称「Xシール角袋」といいます。

Xシール角底袋の製造方法

ガゼット・チューブ原反から自動的に製袋します。


ガゼット平袋

正確な意味で角底袋ではありませんが、
袋を展開すると折り込まれた部分がひらいて「マチ」が形作られ角底袋としての機能を果たします。

ガゼット・チューブから自動製袋するので製品単価が低くなります。

深さを要求されるサイズに対応しやすくなります。

立方体に展開すると外側にスリットが出来上がり その部分に異物等が入り込みやすくなります。

上記のように展開すると内面に三角形のポケットができて その部分に内容物が入り込みやすくなります。

製造ロット数に制約があり小ロット数に対応し切れません。

横長サイズの対応が難しくなります。

※サイズの制約についてはお問い合わせ下さい。

ガゼット平袋の製造方法

ガゼット・チューブから自動製袋します。


製品のご注文について


© 株式会社ヤトー(YATOH CORPORATION) Co., Ltd.